沖縄旅行記2017年初日/「沖縄そば」と斎場御嶽、「ゴーヤチャンプルー」
2016年11月23日
出発
当日朝は、普段会社に通勤するときと同じ時間に起床した。福岡空港発那覇行きの飛行機が9:00出発で、7:00過ぎには家を出ないと間に合わないからである。出発1時間前に空港に着き、空港ラウンジでドリンクを飲んで、休憩していた。
飛行機は祝日ということもあってか、満席だった。空港混雑のため出発も遅れ、到着も遅れた。那覇空港に着いてから、ゆいレールで美栄橋まで向かった。まずは昼食を食べようと考えていた。
「むつみ橋かどや」で「三枚肉そば」
那覇の国際通りと美栄橋駅からつながる沖映通りの角に、沖縄そばの専門店「むつみ橋かどや」がある。最初からここで昼食に「三枚肉そば」を食べるつもりだった。「三枚肉そば」とは、通常「沖縄そば」と呼ばれるメニューである。なぜかこの店では「三枚肉そば」と呼んでいる。狭い店内ではあるが、老舗の風格はある。そばは結構味があっさりしていて、多少物足りない気もした。ただ、その分スープも味が薄いので全て飲み干すことができるぐらいである。国際通りあたりで沖縄そばを楽しむには悪くないと思う。
斎場御嶽まで路線バスで移動する
「むつみ橋かどや」で三枚肉そばを食べた後、時間を見たらちょうどいい時間に斎場御嶽行きのバスが来るのがわかったので、バス停まで向かった。バス停は、那覇バスターミナルから歩いて2-3分の上泉バス停というところから乗車する。那覇バスターミナルが大規模工事中のため、始発のバス停が那覇バスターミナルではなく、その隣の上泉バス停になっている。乗車するバスは、38番路線の志喜屋行きである。乗車時間はほぼ1時間。料金は830円である。12:25発のバスに乗車し、13:25に斎場御嶽前に到着した。
斎場御嶽を見学する
斎場御嶽は、入場券をバスを降りた後の左手にある物産館で購入する必要がある。しかし、僕は気付かずに斎場御嶽の入り口に直接行ってしまった。そこで職員に困られながらもなんとか料金を払い、入場することができた。斎場御嶽は、沖縄最大の聖地である。沖縄の神に祈る場所として、世界遺産にも登録されている。まず最初に緑の館でDVDを見せられ、注意事項を覚えこまされる。その後、見学である。作家の仲村清司氏に寄れば、世界遺産登録後、観光客が増大し、環境が俗化してしまい、聖地としてのランクが下がっているという意見があったが、初観光の僕的には、まだまだ神聖な地であるという印象は受けていた。沖縄特有の風の流れがそう感じさせているのかもしれないが、静寂な中、過去に想いを馳せる感じが残っていた。
斎場御嶽にいたのは40分程度だったと思う。観光客がそこそこいて、写真を撮るのにちょっと苦労した。ただ、魅力ある場所であることは間違い無いと思う。
斎場御嶽から那覇に戻る
斎場御嶽を観光した後、帰りのバスの時間を調べた。すると1時間近く待たされる。なので、物産館で休憩をして時間を潰した。風が強く、意外に寒い。14:55にバスは来て、那覇まで戻っていった。行きのバスは直通で那覇から斎場御嶽に行けたが、帰りのバスは新里入口でバスを乗り換えることになった。なぜ、行きと帰りでバスの扱いが違うのかよくわからないが、斎場御嶽に行く際にはバス乗り換えが発生することは意識していいと思う。
牧志公設市場でゴーヤチャンプルー
一旦ホテルに入ってしばらく休憩した後、夕食を取りに出かけた。食事はできれば沖縄家庭料理を食べたいと思っていた。昨年行った「三笠」でチャンプルー類を食べようかとも思ったが、同じ店に行くのも面白くない。それで、牧志の公設市場の2階にある食堂街で夕食を取ることにした。店を見回して、「道頓堀」という店で「ゴーヤチャンプルー定食」を食べた。実は沖縄に何度も行ってはいるが、沖縄で「ゴーヤチャンプルー」を食べたことはなかった。なので、沖縄で初の「ゴーヤチャンプルー」である。値段も手頃で、680円程度だったと思う。観光客で店は混んでいたが、食事には満足していた。
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