八重山旅行記2016年初日/福岡-那覇-石垣の空の旅

 

八重山旅行記2016年初日/福岡-那覇-石垣の空の旅

2016年4月30日

福岡空港から那覇空港へ

今回、個人旅行なのでツアーは使わず、自分でチケットや宿の手配をした。その際に航空機のチケット確保に威力を発揮したのは、Skyscannerというサイトである。このサイトは、条件を入れると、最安値の航空券を検索してくれる便利なサイトである。そのSkyscannerで航空券を検索した時、一番の最安値は福岡-那覇経由-石垣島の乗り継ぎ便で、那覇で2時間以上の待ち時間が発生する。福岡-那覇はLCCのPeach Aviationで、LCCに乗るのは初めてである。那覇-石垣島は往路と復路で航空会社が違い、行きが日本トランスオーシャン、帰りは全日空ということになった。2月の段階でも全日空の福岡-石垣島直行便はゴールデンウィーク限定で存在はしていたが、チケットの確保は無理だった。全日空のサイトでチケットが出てこないので、Skyscannerで最安値をつけていたDeNAトラベルを経由して、航空券は確保した。料金は往復で34000円で、ゴールデンウィークにしては、まあ安いほうだろうと思う。

初日の4月30日に福岡空港に向かう。Peach Aviationの離発着は、第一ターミナルなので駅からちょっと離れている。カウンターは小さく、自動発券機が数台と、手荷物預け入れの窓口が1つあるだけだった。チケットを発券すると、2階にLCC専用の手荷物検査場がある。そこを抜けると、すぐ搭乗待合室である。待合室は混んでいた。さすがにゴールデンウィークといったところか。待合室で飛行機を待っていると、ゲートが2〜3回変わり、なんか混乱している印象を受けた。

搭乗時間が来て搭乗するが、順番が窓側から先に搭乗させていくので、僕の座る真ん中は、結構後だった。搭乗して思ったのは、A320-200の機体は、かなり窮屈で、前のシートとあまり余裕はなかった。機内エンターテイメントもないし、当然ながら軽食、ドリンクは有料サービスだった。ただ、ドリンクにコーラを頼んだが、350mlの間で200円と、まあ、こんなものか、と思わせる値段にはなっていた。

福岡を出発して1時間半すぎで那覇に到着。事前には調べていたが、那覇空港はLCC専用の搭乗口で、倉庫を改装したものだった。LCC専用の搭乗口から石垣島への飛行機の乗り換えは、専用バスを使って国内線ターミナルに移動する。国内線ターミナルに着いて、石垣島行きのチケットを発券した後、ようやく昼食にありついた。

ソーキそば

空港では、「琉球村」という店でソーキそばを食べた。物価の安いはずの沖縄でも、やはり空港は高い。ソーキそばセットで1260円もした。「琉球村」というと、沖縄本島の中部にある観光施設ではなかったかと思う。そこの出店と思えた。ソーキそばは美味しかったが、長居するところではなかった。で、別のレストランに入って、ビールを飲みながら、離発着する飛行機を眺めていた。

那覇空港から石垣空港経由石垣島離島ターミナルへ

昼にビールを飲んだので、疲労感が出てしまった。那覇から石垣島への移動は、少々だるかった。しかし飛行機内で出たさんぴん茶は、アルコールで乾いた喉を潤してくれた。那覇から石垣島までは1時間弱の飛行である。搭乗した日本トランスオーシャンは、JALの子会社みたいな航空会社で、沖縄中心の飛行エリアを持っている会社である。

石垣空港からは、石垣島離島ターミナルまで、路線バスで移動した。バスも客がそんなにいないかと思ったら、途中のバス停で結構乗り込んでくる。約35分で石垣島離島ターミナルに到着。そこからは歩いて今日の宿泊地である「ホテルラッソアビアンパナ石垣島」に到着した。ホテルは楽天トラベルでインターネット予約をしていたが、予約の時点で、間違えて喫煙部屋を予約してしまった。しかし、旅行に行く2〜3日前に電話で禁煙部屋に変えてもらえないか相談したところ、無事禁煙部屋に宿泊できた。

石垣島で石垣島ラー油を手に入れる

石垣島ラー油

ホテルに荷物を置いて、ホテルすぐの石垣ペンギンへ行った。数年前にブームになった辺銀食堂の石垣島ラー油を買いに行ったのである。転売屋対策等で、電話による予約販売に変わっていたが、すでにブームは過ぎていて、後で市場を見たら、山のように売っているのを見て、なんか寂しかった。でも、石垣ペンギンで買う時は860円で、市場で売られているのは1000円強なので、本家で買う方が少しだけ安い。実は当日、在庫があれば電話予約をしなくても石垣ペンギンでも買えるらしい。2本予約購入した時には、「追加はいいですか?」と尋ねられた。

「豊年満作」で夕食

夕食は、石垣島離島ターミナルの近くにある「豊年満作」という居酒屋で食べた。オリオンビールの中ジョッキが、250円という安さだったからである。つまみに「わた豆腐」を取り、「ポークスパム巻き」を締めで頼んだ。何は無くとも、ポーク玉子の握りは、沖縄のソウルフードなので、沖縄に来たら、一度は食べたい料理である。ポークとは、缶詰のポークランチョンミートを焼いたもので、塩っ気と油の多い食べ物である。

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