2018年5月19日
2017年11月26日にSchroeder-HeadzのOne Man Liveを見たときに、2018年の1月にニューアルバム「HALSHURA」がリリースされることを告知していた。そして、アルバムリリース後、アルバム「HALSHURA」をメインに置く全国ツアーの開催が発表された。One Man Liveのときに結構ご機嫌になれた僕としては、今回のライブも見に行きたいところだった。なのでプレイガイドでチケットを予約した。幸いにも整理番号が前の方でチケットを確保できたので、当日を待った。
ライブ会場はGate’s7で、2017年に土岐麻子のライブで一度訪れている。今回は座席の配置が土岐麻子の時と違い、テーブルに椅子が4脚セットされる形をとっていた。会場の人のアナウンスでは、入場者全員着席できるが、相席になることを覚悟してください、と話していた。席は最前列は取れず、2番目のテーブルを確保した。そして、物販売り場でライブDVDを購入した。
動員観客数は120-150名程度だったと思う。17:31に照明が暗くなり、SEが大音量で流れ始めた。演奏メンバーがステージに登場し、一曲目が始まった。
本編
- 北極星
- N°33
- Northern Lights
- ハルシュラ
- Seeds
- A Cat and Vagabond
- Sketch of Leaves
- 手紙が届けてくれたもの(Vo.渡辺シュンスケ)
- A Day of Snow
- Nocturne
- Far Eastern Tale(Vo.渡辺シュンスケ)
- Sleepin’ Bird
- Hype
- Blue Bird
- Horizon
本編最初の2曲は、アルバム「HALSHURA」からアルバムの曲順通りに演奏が続いた。「N°33」の終了後、挨拶が入ってそのまま「Northern Lights」へと演奏が入る。その後、MCが入る。MCではアルバムのテーマを語っていた。3曲目の「ハルシュラ」のラストでは、スタッフの人がピアノのそばにある扇風機で紙吹雪を飛ばし、春を演出していた。続く「Seeds」ではベースの玉木正太郎が口笛を吹いて演奏に華を添えていた。
6曲目からは「HALSHURA」からは離れて、過去の曲を演奏する。2曲、「特異点」からの曲が続く。「Sketch of Leaves」が演奏終了した後、サポートメンバーの紹介。ドラムは鈴木浩之、ベースは玉木正太郎である。その後のMCで「手紙が届けてくれたもの」についての話が入る。アルバムでは坂本美雨が歌っていたこの曲を、ツアーでゲストで呼ぶわけにもいかず、渡辺シュンスケが自ら歌うという異例の事態に珍しいものを見た思いである。渡辺シュンスケはこの曲を「鼻歌で作った曲」と称していたのも面白いところである。
再び「HALSHURA」から2曲を演奏する。スローテンポの曲が続く。「Nocturne」の後はMC。「Nocturne」は秋の曲で、西にドライビングをしているイメージで作った、と話しした後、運転免許証を持っていないという話に進み、教習所に2度も通ったのだが、途中で挫折したという話を笑い話でしていた。音楽業界で運転免許証を持っていない人は多いそうである。
MCで土岐麻子のことに触れ、彼女とのコラボで生まれた「Far Eastern Tale」をこれも渡辺シュンスケボーカルで演奏する。ただし、ボーカルは生声ではなく、ヴォコーダーを通している。ラストでドラムとの溜めの掛け合いが印象深かった。ライブも後半に入り、「Sleepin’ Bird」、「Hype」、「Blue Bird」と過去の曲が続く。
MCが入り、ツアーが続くので、また来てもらえると嬉しい旨の話をする。多分中洲ジャズにも出演するだろうという話も聞けて、嬉しかった。本編最後の曲は「Horizon」であった。演奏終了後、サポートメンバーの紹介をもう1回して、ステージから去った。
アンコール
- Walking Men feat.藤原ヒロシ
- かすかなしるし feat.藤原ヒロシ
- T.V.G.
アンコールで登場したメンバーは、ツアーグッズの紹介をする。会場限定のアナログレコードや、渡辺シュンスケ出演の「ハロー、グッバイ」のDVDなどを紹介していた。サポートメンバーにもグッズの紹介を無茶振りをしていて、笑いを誘っていた。その後、アンコールに入ったのだが、スペシャルゲストが入った。藤原ヒロシで、たまたま18日の渋谷での藤原ヒロシのライブのサポートを渡辺シュンスケがしていたところ、「19日の予定は?」と聞かれ、二人とも福岡にいることがわかって、ゲスト出演がかなった、という話である。2017年末に渡辺シュンスケが藤原ヒロシのプロデュースをした縁で、コラボが実現している。19日はジャニーズのKis-My-Ft2のライブも福岡であったらしく、航空券やホテルの予約が難しかったらしい。この二人の話はかなり面白かった。藤原ヒロシとコラボした2曲は藤原ヒロシの曲である。
アンコールの最後の曲は、「T.V.G.」。ライブ全体の時間はちょうど2時間だった。アルバムを事前に予習してライブに臨んだため、渡辺シュンスケのキーボードに対する腕の凄さはよくわかるライブだったと思う。サポートメンバーも素晴らしい仕事をしていたと思う。
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