CAPSULE WAVE RUNNER RELEASE LIVE DRUM LOGOS
2015年5月15日
Perfumeの楽曲からたどり着いたのが、CAPSULEである。アルバムは「more more more」あたりから発売日に買っているが、これまでライブには行ったことがなかった。CAPSULEの場合、全国ツアーとかはなくて、クラブで深夜に新曲を披露するという形式がいつものパターンで、夜更かしが苦手な僕にしたら、とてもじゃないが行けない、というのが実態だった。しかし、今回ニューアルバム「WAVE RUNNER」のリリースに合わせ、初めてワンマンの全国ツアーを行うと聞き、「じゃあ、行ってみるか」とチケットを確保した。週末の夜7時からの開演なので、十分楽しめると思った。
会場であるDRUM LOGOSは、名前は聞いたことが何回もあるが、行ったことはなかった。6時過ぎに会場に着くと、すでに入場は始まっていたが、チケットの整理番号は全く関係ない様子で、並んだ順に入場できた。オールスタンディングの形式なので、コインロッカーに荷物を預け、真ん中辺りの位値を確保して、開演を待った。会場はライブハウスということもあって、かなり狭い。その分ステージも近くて、よく見えそうだった。
開演前のBGMは、最初は中田ヤスタカプロデュースの曲を流していたが、6時半ぐらいから、なぜかテレビドラマ「サンダーバード」のテーマ曲が延々と繰り返し流された。なんか意味あるのかなと思いながら、BGMを聞いていた。
開演は7時を12分押して始まった。会場の観客がゆとりを持って立ち位置を確保した結果、ぎりぎりで入場した人たちが、フロアに入れないという事態があり、スタッフが、会場整理をかけたためである。そのせいで他人との密着度が高くなり、少々きつくなった。
最初不協和音の感じのするSEが流れ、それから「Wave Runner」が流れ、ライブはスタートした。
本編
- Wave Runner
- Another World
- more more more
- OPEN THE GATE
- WORLD OF FANTASY
- Dreamin’ Boy
- JUMPER
- SPACE
- Stay with You
- White As Snow
- Hero
- Dancing Planet
- Transparent
- In The Rain
- Beyond The Sky
- FLASH BACK
- Love or Lies
- Starry Sky
- PRIME TIME
- Feel Again
元々クラブでのライブを想定した音作りのため、スピーカーからの音圧は、かなり高い。最初にアルバム「WAVE RUNNER」から2曲続き、そこから過去曲に展開する流れだった。「more more more」も意外に感じたが、「OPEN THE GATE〜WORLD OF FANTASY」の流れには結構タイトなリズム感を感じた。
曲は再び「WAVE RUNNER」からの曲に戻り、縦ノリの曲「JUMPER」へと移行する。この辺はテンポが速く、リズム感を重視している感があった。
一旦中田ヤスタカとこしじまとしこはステージ上を去り、その間に中田ヤスタカ自身が「ライブでは演奏しない」と明言していた「CAPS LOCK」から「SPACE」が、BGM的に流れた。ステージ後ろの画面には映像が流れ、DRUM LOGOSの緯度と経度が表示されるという仕掛けもあった。
再びステージに戻った二人は、これも意外に感じた「Stay with You」を演奏する。ここまでの流れからちょっとテンポが違い、一旦カーム・ダウンさせる感触を持った。そしてその後は「WAVE RUNNER」から3曲続く。アルバム自身がかなりダンサブルなので、「White As Snow」〜「Dancing Planet」の流れは、リズム感を感じた。
続いて「STEREO WORXXX」から2曲を披露。特に「In The Rain」は、個人的に好きな曲なので、ノリにノッていた。
「Beyond The Sky」で、二人は再びステージを去り、BGM的に曲が流れる。この後は、ライブ終盤ということで、かなりノリのいい曲が立て続けに演奏される。ただ、「Love or Lies」はちょっと雰囲気は違ったと思う。これまた個人的に好きな「Starry Sky」と「Prime Time」が演奏されたのは、好感触である。「Prime Time」は、以前YouTubeでWOWOWのライブ映像を見たことがあるが、こしじまとしこの振り付けがそれと同じなので、楽しんでしまった。
ライブ本編は、「Feel Again」で締めを決めた。ここまでMCはなかったが、曲が終わると、御礼があって、二人はステージを去った。
アンコール
- Sugarless GiRL
アンコールの声に押され、再び二人はステージ上に現れる。こしじまとしこがライブに来てくれたことに御礼を伝え、中田ヤスタカにマイクを向けるが、中田ヤスタカは喋らず。で、このライブの後、クラブでまたイベント出演だそうである。そして、「甘くないCPASULEを歌う」と語って、最後の曲「Sugarless Girl」を歌った。
ライブ自身は1時間40分ぐらいのショーだったと思うが、元々ダンスをするための曲が多いので、かなり疲れるライブである。また、観客が手を振り上げ、リズムを取るので正直、ステージが見づらい場面も多々あった。それでも、大音量でリズム感バッチリの曲を聴け、音楽を楽しめたのはいいことだと思う。
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