タイ・バンコク旅行記2019年2日目/バンコク9つの寺院を巡礼

タイ・バンコク旅行記2019年2日目/バンコク9つの寺院を巡礼

2019年4月30日

ホテルで寺院巡りの順番を考える

タイの旅行2日目は、バンコク市内にある9つの寺院を巡礼することを考えていた。なぜ、9つかというと、タイ語で「9(カーオ)」が「進歩、前進(カーオ)」と発音が似ているため、縁起がいいとされているためである。とはいえ、バンコク市内にはそれこそ多くの寺院が存在する。それで、9つの寺院をどう選ぶかが鍵だった。旅行作家の下川裕治も9つの寺院を巡礼した話を文庫本で書いているが、今回は地球の歩き方の特集ページにある9つの寺院を巡ってみることにした。

ホテルそばのワット・チャナ・ソンクラームから巡礼はスタート

ホテルはラムブトリ通りのラムブトリ・ヴィレッジ・イン・プラザである。そのすぐそばに、「ワット・チャナ・ソンクラーム」という寺院がある。「戦争(ソンクラーム)」に「勝つ(チャナ)」という名前から、勝負事にご利益のある寺院である。まず、8時にホテルを出て、ここを参拝した。流石に人は寺院のお坊さんだけ。

ワット・チャナ・ソンクラーム

続いて、サーン・チャオ・ポー・スアを巡礼

カオサン通りを抜けて、そのままタナオ通りを進むと、途中で右手にあるのが、「サーン・チャオ・ポー・スア」である。ここは寺院ではない。祠である。飼い主の死に殉じた虎を祀ってあり、幸福な人生が訪れるという。

サーン・チャオ・ポー・スア

3つめはワット・スタット

タナオ通りを直進し、バルムン・ドアン通りを東に進むと、大きなブランコが見えてくる。日本人には鳥居に見えるかもしれないが、ブランコである。ここが、「ワット・スタット」である。ここは、参拝すると、頭脳明晰、人を見る目も養われるという。本当は、入館料100バーツを払わなければいけないのだが、受付には誰もおらず、お金を入れる箱もなかったので、そのまま巡礼してしまった。

ワット・スタット

4つめはラク・ムアン

バルムン・ムアン通りを引き返し、突き当りを右に曲がって、軍の施設を抜けると、「ラク・ムアン」が現れる。バンコク発祥の地とされていて、人生の基礎を固め、幸運の増加、良縁を与えるという。

ラク・ムアン

一番人気のワット・プラケオ

「ラク・ムアン」の反対側にあるのが、タイで最も格式の高い寺院「ワット・プラケオ」である。入場料も一番高く、500バーツもする。ここは、観光客が非常に多い。中国、韓国、日本と、入り乱れている。肝心の本堂に収められているエメラルド仏は、写真撮影不可。ただ、拝むしかなかった。エメラルド仏は、金運に恵まれ、成功が保証されるという。タイで最も格式が高いだけあって、場内は広いし、いかにもタイの寺院という感じはする。ここは結構参拝に時間がかかる。敷地が広大だからである。出口近くで売店があり、ミネラルウォーターが20バーツで売られている。夏などは日差しが強いので、ここで休憩をするのもよしと思う。

ワット・プラケオの回廊など

ワット・プラケオの本堂など

ワット・ラカンはチャオプラヤー川を挟んだ向かい側

「ワット・プラケオ」から「ワット・ラカン」へは渡し船で移動する。これが非常に分かりづらい。渡し舟の他にもチャオプラヤーエクスプレスという船が走っているからである。渡し舟の片道は、3.5バーツ。往復するので、7バーツかかる。チャオプラヤー川のそばのせいか、風が心地よい。ここは、病の悩みから解放され、名声を手にすることができる、とのこと。

ワット・ラカンの大仏

ワット・プラケオからワット・ポーへは徒歩で10分

「ワット・ラカン」から渡し船でワット・プラケオに戻り、そこから「ワット・ポー」に徒歩で移動。10分ぐらいで到着。ここは、超巨大な寝釈迦仏が目玉で、その大きさには圧倒される。ここのご利益は、心の平穏が得られるとのこと。実は、寝釈迦仏は本堂ではなくて、別に本堂があり、そちらにも大仏はある。なので、そちらも鑑賞することをお勧めする。入場料は200バーツだが、350mlのミネラルウォーターが無料でついてくる。これは暑いバンコクでは結構助かる施作である。なお、寝釈迦仏の裏側では、20バーツで幸運が訪れるという賽銭が買える。小銭を托鉢の中に投げ込むのである。これは、結構楽しい。

ワット・ポーの寝釈迦仏

ワット・ポー前のレストランで昼食

「ワット・ポー」を参拝した後は、すでに13:00近かった。すぐそばにレストランがあったので、そこに入り、トムヤム・クンを頼んだ。値段は観光地料金だが、味はなかなか美味しい。タイでもソフトドリンクにルート・ビアがあったので、思わず頼んでしまった。

トムヤム・クン

ワット・アルンで現世の幸福に恵まれる。

食事が終わって、また渡し船で「ワット・アルン」に到着。三島由紀夫の小説の舞台にもなっている寺院である。ここは、現世で幸運に恵まれ、より良い来世が訪れる、とされている。とにかく巨大な建造物で、その独特の様式は、見る者を圧倒させる。渡し船は4バーツである。

ワット・アルン

最後は、ワット・カンラヤーナミットで巡礼終了

最後の巡礼地「ワット・カンラヤーナミット」は、「ワットアルン」から歩いて10分のところにある。アユタヤのワット・パナンチェーンにある仏像をモデルにしている。旅や交通の安全にご利益があり、友人やる名声に恵まれる、とある。9つの寺院を巡ったことで、かなり疲労困憊した。「ワット・カンラヤーナミット」で疲れて、しばしの休憩。人もあまり訪れないので、のんびりできる。この時点で14:15をまわっていた。

ワット・カンラヤーナミットの大仏

ワット・アルンからチャオプラヤー・エクスプレスでカオサンに戻るはずが、ワット・プラケットに

チャオプラヤー・エクスプレスは、「ワット・アルン」からしか出ていない。歩き疲れたので、チャオプラヤー川を船で帰ることにした。代金は60バーツと、結構高い。しかし、川風が心地よく、疲労が回復した。しかし、この船の行動が読めない。カオサンに行くプラ・アーティットまで乗船の予定が、途中で船が引き返してしまうのである。結局よくわからないまま、ター・チャーンという乗船場で降りた。ここはワット・プラケオのそば。そこからまた、歩いてカオサン通りまで移動した。流石に船待ちと乗船で疲れは取れていたが。

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