RAMBO
邦題 | ランボー 最後の戦場 | |
レーベル | LIONS GATE HOME ENTERTAINMENT | |
制作年度 | 2008年 | |
上演時間 | 91分 | |
監督 | シルヴェスター・スタローン | |
出演 | シルヴェスター・スタローン、ジュリー・ベンツ、ポール・シュルツ | |
画面 | 2.35:1/アナモルフィック | |
音声 | DOLBY DIGITAL 5.1ch-EX 英語 | |
字幕 | 英語、スペイン語 |
あらすじ
タイで、静かに生活を送っていたジョン・ランボーだったが、平穏な生活は、アメリカから来たビルマへのボランティアの団体によって破られる。彼らはビルマの村に支援を行うとしており、ランボーに道案内を依頼してきたのである。最初は断るランボーだったが、しぶしぶ彼らを送り届けることになる。そして、彼らがビルマの独裁政権の軍に捕まったとき、ランボーは、救助に走ることになる。
レビュー
まさかの続編となったこの作品が「ランボー 最後の戦場」です。「ランボーIII」で、シリーズが終わったと思われていたので、今回の続編制作には、驚きを隠せませんでした。ちょうどこの頃、スタローンの人気シリーズとしては双璧をなす「ロッキー」シリーズも続編が作られています。
今回の話は、ビルマの独裁政権を相手に戦うランボーを描いています。とは言うものの、今回のランボーは、一緒に戦う傭兵達がいるために、ランボーの一人活躍状態となっていないところが特徴でもあります。
物語の展開としては、過去の続編と同じく、静かな生活を送っていたランボーが戦いに巻き込まれるというもので、一度活躍を始めると止まらないという話になっています。
しかし、過去の作品とは違い、今回のランボーは、クライマックスで、ガトリング銃を撃ちまくっているだけですので、ちょっとスカッとする展開にはなっていないような気もします。過去の続編では、ほとんどスーパーマン的活躍を示していたので、今回の展開では、ちょっとその辺が少ないのかな、と思います。その分、ただの軍人という見方もできるかと思いますが。
また、今作の特徴としては、かなりえぐいシーンが多い、というのが挙げられます。ランボーがガトリング銃で敵を撃ったりするシーンなどで、とにかく、血しぶきが多量に出るとか、首が飛んだり、足を吹き飛ばされたり、といったシーンが多く、レイティングがかなり厳し目になっているのではないかと思います。
他に印象的だったシーンはといえば、夜のシーンが絶えず雨が降っているといったところで、これは、何か暗示をしているのかな、と思わせるシーンでもありました。雨がすべてのけがれを洗い流しているのではないかと思わせるシーンでもあります。その分、昼のシーンは雨が上がっていてちょっと引っかかるところでもあります。
画質は、最新作ということもあり、良好な映像を提供しています。解像度がほしいな、と思わせるシーンもありますが、全般的には、鮮明な画質であり、見ていて申し分ないものになっています。サウンドは、2ch ステレオで聴きましたが、元が 6.1ch であるために、かなり迫力のあるサウンドを提供しています。また、サラウンド間も抜群で、雨のシーンなどリアリティがありました。
コメント