Suchmos TOUR FIRST CHOICE LAST STANCE 福岡 DRUM LOGOS
2017年10月15日
Suchmosという若手バンドを知ったのは、ラジオからだったと思う。Suchmosのファーストアルバム「THE BAY」から「YMM」が流れていて、それで気になったのである。その後、アルバムを買い、シングルも買って、曲を聴きこむようになった。気がつくと、ライブ情報も集めていたが、その時にはすでにチケットは完売していた。人気急上昇中のバンドで、チケットを取るのが困難だったのである。
2017年の7月にシングル「FIRST CHICE LAST STANCE」が発売されたので、当然購入したところ、封入特典として、全国ツアーのチケット先行抽選予約のためのシリアルナンバーが書かれた用紙が入っていた。物は試しにと、プレイガイドの専用窓口でシリアルナンバーを入力し、必要事項を入力して応募したら、なんと当選してしまい、チケットが確保できてしまった。それで、初Suchmosを体感することになった。
ライブの日当日は、一日中雨だった。会場は、福岡屈指のライブハウス、DRUM LOGOS。かつて、CAPSULEのライブでも訪れたことがある。ライブは15日と16日の2日間開催されるが、チケットは完売状態だった。開場時間は17時だったが、16時40分ぐらいにDRUM LOGOSに向かうと、すでに開場を待っている多くのファンがいた。16時45分ぐらいから、整理番号順に列を作らされる。僕は比較的若い番号だったので、列も比較的前の方だった。17時から開場。今回は転売屋対策だと思うが、基本電子チケットでの入場になっていた。スマートフォンに専用アプリを入れ、その中でチケットを発券し、チケットのもぎ取りも、専用アプリの操作で行うというものである。電子チケットでの入場後には、紙のチケットも配布された。これは、ドリンクの購入証明になっていた。
DRUM LOGOSの収納人数は、多分500人ぐらいだと思うが、会場は若い人で溢れていた。かといって、若い人だけでもない。親子連れもいたり、どう見ても40代だろうと思える女性の姿もあった。男女比は大体半々かなと思う。意外と幅広い世代に受け入れられているという印象を受けた。
開演時間を10分過ぎた18時10分からライブは開始。インスト曲「S.G.S」をBGMにメンバーがステージに出てきた。そして本編が始まった。
本編
- S.G.S
- A.G.I.T.
- YMM
- PINKVIBES
- Burn
- WIPER
- STAY TUNE
- 808(新曲)
- Pacific
- MINT
- 新曲
- Miree
- TABACCO
- FACE
- SNOOZE
- DUMBO
- GAGA
1曲目は、アルバム「THE KIDS」から「A.G.I.T。」を演奏、続けて、「福岡、Come On」との呼び声とともに「YMM」を演奏した。「YMM」終了後、MCが入り、「福岡、ノリノリ」とか、「VIBESを持って帰ってほしい」と話しした後、「PINKVIBES」を演奏した。曲の途中で「福岡ー」と煽る場面もあった。
イントロの違う「Burn」を演奏、かなりアレンジが施されていた。TOURタイトルであるシングル曲から「WIPER」を演奏後、代表曲「STAY TUNE」を演奏した。その後、なんと新曲を演奏。曲の後半で、別の曲に思える変調もあり、興味深かった。
新曲終了後、MCがあり、「雨だねー、でも雨が好きなんだ」という話をしてから、波の音をBGMにしながら、「地元の歌です」として紹介されたのが「Pacific」だった。オリジナルよりテンポの遅い感じのアレンジが施されていた。間髪入れずに「MINT」へ移行。そして、2曲目の新曲が演奏された。タイトルは聞き漏らしたが、シングル「FIRST CHOICE LAST STANCE」のSecret Trackとして入っていた曲をきちんと仕上げたものになっていた。
「Miree」との掛け声とともに「Miree」を演奏。「福岡ー」とか「明太子、好きだよ」、「ニコチンが好きだよ」というMCとともに、「TABACOO」を演奏した。「福岡2Daysは初めてではないでしょうか」とか「チケット取るの大変でしたでしょう」とMCを入れた後、ドラムソロが始まり、続けて「FACE」を演奏した。その後、「SNOOZE」を演奏。間髪入れずに「DUMBO」に移行した。
キーボードをフィーチーャーしたイントロから「GAGA」を演奏、「クライマックス」と発声した。かなり長い演奏で、グルーヴ感が出ていた。「GAGA」で本編は終了し、アンコールへと続いていた。
アンコール
- FRUITS(新曲)
- Alright
- OVERSTAND
MCで「福岡でちゃんとライブできるのは約半年ぶりで嬉しいです」と話しして、「3曲アンコールを演奏します」と話しした後、新曲「FRUITS」を演奏した。次の曲に行くときに「福岡 be Alright」と叫んで、「Alright」を演奏した。「福岡、グルーヴいいんだね」、「なんでか知っている?」という話をした後、最後の曲「OVERSTAND」でライブを締めくくった。
ライブが終わったのは20時10分。たっぷり2時間のライブだった。ライブバントとしてどうかに興味があったが、どの曲も結構アレンジが施されていて、曲によっては「最初、なんの曲だっけ?」と戸惑うぐらいの場面もあった。そういう意味では、バンドサウンドが前面に出ているライブだったと思う。開場時間からずっと立ちづくめで足が悲鳴をあげていたが、ライブ自体はかなり楽しかった。何より、新曲を3曲も演奏したことに驚きと、得した気分になっていた。
コメント